【剣盾シングルシーズン1・最終日449位】サザンカビルカのすすめ
こんにちは。くろっぷです。剣盾2つ目の構築記事になります。やはり2桁は遠かった…最終500位くらいになります。
1.構築経緯
まず、構築経緯なのですが、なかなか紆余曲折ありました。まず、シーズン中盤にビルドアーマーガアで100位くらいまでいくも、2桁には届かず。その後、負け始め解散。そこからは強そうなポケモン、使いたいポケモンを使いいろんな構築を組むも惨敗。レートの闇に飲まれ30000位前後まで落ちる。もう負けられないと、Twitterで見つけた
https://shar965.hatenablog.com/entry/2019/12/22/223424(この人まーじで強い。しかも質問に答えてくれるいい人。)を丸パクリして潜り始める。しかし、使い手が下手くそだったのが、あまり勝てなかった。しかし、そこでタラプアーマーガアとABカビゴンに出会う。ここに、シーズン通して常に強かったスカーフサザンドラ、相手に使われて一番嫌だったギャドラス、ステロ撒くためのカバルドン、使いたかったルカリオを組み込んだ。
2.個別紹介
① カバルドン(すなおこし)@オボンの実
わんぱく 212(228)-132-161(68)-×-119(212)-67
じしん / ステルスロック / あくび / ふきとばし
ステロ撒き兼クッション。アーマーガアと一緒に選出されることが多い。ステロを撒かないとドヒドイデの再生力ループを許してしまうので、ドヒドイデがいる時はステロ優先。それ以外は雑に使わないことを意識した。パッチラゴン、ミミッキュ、ドリュウズと普通に殴り合えることを忘れてはならない。
ようき 171(4)-177(252)-99-×-120-146(252)
たきのぼり / とびはねる / パワーウィップ / りゅうまい
刺さってる構築には出していけた。対策はされていることが多かったが、それでも少し隙があると一気に全抜きしてくれる。水の一貫性はすごい。挑発持ちが多くなってきているが、水ロトムなどを考えると、個人的にパワーウィップは外せない。
③アーマーガア(プレッシャー)@タラプの実
画像でっっか
しんちょう 205(252)-107-125-x-149(236)-90(20)
ブレイブバード / ビルドアップ / ちょうはつ / はねやすめ
受けループをボコボコにしてくれる。ドヒドイデをボコボコにしてくれる。使ってみて分かったが、プレッシャーの方が圧倒的に強い。ミミッキュのダイホロウを跳ね返せないとかはあるかもしれないが、PP削りが大切な場面の方が余裕で多かった。自分の中では、エースとして採用すると物足りないが、受けループ対策と考えるとその働きは十分だと言える。もちろん、受けループ以外にも刺さっていれば選出していける。アーマーガアミラーは抜かれてると思っといたほうがいい。
むじゃき 145-162(252)-90-136(4)-81-156(252)
カウンター /インファイト / しんくうは / バレットパンチ
先発兼ストッパー。積み切った物理エースや、パーティ単位で重いヒヒダルマ、ウオノラゴン、パッチラゴンに対してカウンターで切り返す。バンギにトドメさせるのも強い。しんくうははむじゃきで育成したために採用したのだが、パルシェンなどに使える時があった。かみなりパンチとかの方が良かったかもしれない。ともかく、カウンターは読まれづらく、物理に対して対面性能がかなり高かった。
いじっぱり 235-178(252)-117(252)-×-130-51(4)
からげんき / じしん / ヘビーボンバー / かみなりパンチ
ダイスチル、ダイアースを積んでいくと無敵艦隊が完成する。トゲキッス、ミミッキュに対して脳死で後出しできるのがまじで強い。ギャラドスもかみなりパンチで切り返せる(後出しできるかは持ち物とか次第)最初はのしかかりで使っていたが、ロトムやドラパルトに鬼火を入れられることが多くなってきたので途中からからげんきに変えたが、その後鬼火を入れられることはなかった…
おくびょう 167-×-110-177(252)-111(4)-165(252)
りゅうせいぐん / あくのはどう / だいもんじ / とんぼがえり
先発兼ダイマックスエース。あくのはどうで怯ませ、だいもんじを当て続ける自覚のかたまりだった。ラスターカノンを採用している個体が多いと思うが、初手のミミッキュ対面で打てるとんぼがえりの方が個人的には良かった。選出率は1位でほぼ100%ではないだろうか。とにかく腐りづらく、あくのはどうには無限の可能性が秘められていた。初手ドラパルト対面は最後まで答えが分からなかった。スカーフドラパルトは勘弁。
3.選出
基本選出
環境上位のポケモンで固められた構築にはこの選出。ルカリオやサザンドラが先発になりやすいが、カビゴン先発も全然アリ。ウオノラゴンが見えたらほぼ先発で来るのでルカリオで跳ね返す。ヒヒダルマが見えたらサザンドラで焼きにいく。基本的に交代されちゃうけど。カバギャラがロトムをよく呼ぶが、3体ともロトムに強めなのが良かった。カウンタールカリオのストッパー性能、後出しから活躍するカビゴン、上から制圧するサザンドラ。対面性能がとにかく高かった。
他の選出
受けや、アーマーガアが刺さってる場合はこれ。相手のアーマーガアが見えたらサザンドラの選出は確定。ウオノラゴンが見えたらルカリオ、トゲキッスミミッキュが見えたらカビゴンもあり。基本的にステロを撒くと相手のアーマーガア以外はアーマーガアで詰めていける。再生力ループも許さない。ドヒドイデのねっとうやニンフィアのマジカルフレイム、ブラッキーのイカサマをプレッシャーで削り終わるとイージーウィン。
ギャラドス + @2
ギャラドスが刺さっているときは選出したが、他2体はかなり流動的だった。必ずしもカバルドンをセットにする必要はない。カビゴンやサザンドラを先にダイマックスさせ、ギャラドスを普通に使うときもあった。
一応基本選出は存在するが、相手の構築次第で柔軟に対応するのが大切だと感じた。変な構築にあたることも多く、自分でもこれでいいのかという選出もあったが、だいたい間違っていなかった。種族値の低いよく分からないポケモンが多いときはアーマーガア入りの選出が猛威を振るう。
きついポケモン
ウオノラゴン…初手に出てくることが多いのでカウンタールカリオで返り討ち。万が一フィニッシャーで出てきたらスカーフサザンでなんとかする。
パッチラゴン…ダイマックスエースとして2番目以降に出てくることが多いので、ルカリオのタスキを残しておかなければならない。あるいは、カバルドンで対面から殴り勝つ。カバルドンは起点作りだけではない。
ヒヒダルマ…ルカリオのバレパン2発 or サザンドラのだいもんじ。初手カバルドンを読んで初手に出てくることが多い。ダイスチルを積んだカビゴンで対面できたら殴り勝てる。
アーマーガア…こいつはほんとにきつい。特に、最近増えてきたASアーマーガアが無理。相手がアーマーガアを選出しているか分からなくても、相手のアーマーガアを処理できてないうちにサザンドラを切る行為は絶対にやってはならない。何回かこれをやらかして負けた。S勝ってたらアーマーガアで勝てるが、基本的にはサザンドラのだいもんじしか処理ルートがない。この構築の唯一弱いとこと言える。
ギャラドス…強い。基本的にはカビゴンのダイサンダーで切り返すが、珠持ちだと後出しできないのが辛い。最悪ルカリオのカウンターで切り返す。警戒されることはほとんどなかった。
楽なポケモン
トゲキッス…カビゴンで後出しできるのがほんとに楽。ダイマックス切ってくれると居座ってくれるので楽に処理できる。弱点保険が発動してもたいしたダメージにならないので気にせずダイスチル打てばいい。
ミミッキュ…こちらもカビゴンで後出し可能。ダイスチルでボッコボコ。
受け全般…アーマーガアでボッコボコ。ステロ撒いたら勝ち確。ブイズも全員ボコれる。(ブースターは知らん)
5.サザンカビルカについて
それぞれの役割対象をまとめると
サザンドラ…アーマーガア、ドリュウズ、ドラパルト 、ロトム、ヒヒダルマ、アイアント
カビゴン…ミミッキュ、トゲキッス、ギャドラス、ロトム、ニンフィア
ルカリオ…バンギラス、ドリュウズ、ウオノラゴン、パッチラゴン
ここに書いている以外のサザンドラ、オーロンゲ、エースバーン、ギルガルド、リザードンあたりは全体で負担をかけていく。ルカリオの役割が少ないと思われるが、インファイトによる削りやタスキカウンターによるストッパー性能の高さで活躍してくれた。この役割対象を意識してダイマックスを使ったり、あるいは役割対象がいなくなったポケモンをクッションとして切ったりするのが大切である。
6.あとがき
2桁に行きたかった…
サザンカビルカの環境上位に対する対面性能は素晴らしいです。ぜひ使ってください!